cocoro*kurumu
土佐和紙に魅せられて
紙の町土佐市。ここで生まれた落水紙に約30年前に出会いました。土佐和紙は知っていたけどこんな素敵な和紙があるなんて土佐市でずっと住んでいたのに全く知らなかった衝撃と同時に、もっと地元の人に認知され、「おらんくの和紙」と自慢してもらうにはどうすればよいかを考え思いついたのが、土佐和紙でラッピングをすること、そして思わず買いたくなる土佐和紙の商品を作ることでした。
日本人が大切にしてきたこと
古来から日本人は「人を思い心を添える」ことを大切にし、包むこと、結ぶことに思いを乗せる「しきたり」として今日まで育んできました。日頃は気に留めてなくてもご祝儀袋を使う時、急に包や結びに粗相がないか気になることはよくある話ですがこれは相手を思う気持ちを強く持っている日本人ならではの行為なのです。日本の包みと言えば和紙と水引、そして迷わずご祝儀袋と連想しました。
はちきんの心意気
cocoro*kurumu第一号の商品は「はちきん封」です。はちきんとは男勝りな土佐の女性を表す言葉です。そんなはちきんは小粋でちょっとハイカラさん。よさこいも大好きやし元気にお祝いしたいよね。そんなことを思いながら生まれたのがこのご祝儀袋です。小さな鳴子熨斗、外包、短冊、ラベルまで全て土佐和紙と手間暇かけて作っています。贈る気持ちを大切にしています。